異国日記(仮)

シンガポール生活とか読んだ漫画とかなんだかんだこまごましたことを

お金の話をしよう

この話は一度はしないといけないですよね…そう、お金の話です。と言ってもマルシア家の家計の話ではなくて、通貨の話。

シンガポールのお金はシンガポールドル(以下、面倒なのでドル表記させてください)です。とりあえず現物の写真を見ていただきましょうか。

f:id:marcia_singapore:20190508193530j:imagef:id:marcia_singapore:20190508193537j:image斜線、フリーハンドでごめんなさい…上から10ドル、5ドル、2ドル札です。この他に50ドル札がよく使われます。2ドル札〜10ドル札の素材は紙ではなくてポリマー製。Wikipedia見てたら、高温多湿のシンガポールでも傷みづらい特徴があるそうです。なるほど。紙だと水に濡れるとしわっしわになりますもんねー。んで、よく見るとポリマー紙幣の隅っこに透明な部分があるんですが、コレはポリマー製ならではだと思います。

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あと日本の紙幣と違うなあと感じた点は、肖像画が全て同一人物というところでしょうか。写真を見直してください、全部同じおじさんでしょ?初代大統領のユソフ・ビン・イサーク氏だそうです。ということで肖像画では券種の識別はできないんですが、券種によって色とサイズが違うので、間違えることはなさそうです。

続きまして貨幣。

f:id:marcia_singapore:20190508192621j:imagef:id:marcia_singapore:20190508192637j:imageこちら上段は現行貨幣、下段は旧貨幣(使えます)で、左から1ドル、50セント、20セント、10セント、5セントです。旧5セント貨にはまだ出会えてないです。1セント貨は現在製造されておらず、市中からも回収されているそうです。え、じゃあ支払い時に5セント未満の端数が出たらどうすんの!?と思いますよね?ご安心ください、端数は切り捨てられます。こんな感じ。f:id:marcia_singapore:20190508223315j:image

新旧貨幣はデザインはもちろん、どうやら素材も大きく違うようで、新貨幣はスチール製と思われます。偶然磁石に新50セント貨がくっついたので気になって他の貨幣も試してみたところ、旧貨幣は全滅、新貨幣は全部くっつきました。調べてみたところ旧貨幣は銅の合金でできているようです(ちなみに日本の貨幣は1円貨以外銅合金です)。

なお、こちらに来る前は「シンガポールってキャッシュレス進んでるんでしょ?現金使わないんじゃない?」と思っていました。で、実際のところどうかと言いますと、確かにスーパーではクレジットカード払いの人が多いように見えますし、電車やバスもICカードがメインです。その気になれば完全キャッシュレス生活も可能と思われます。しかし市場やホーカーなど、超ローカルなお店ではまだまだ現金が活躍しているな、という印象です。街中のATMに並ぶ人もたくさん見かけますしね。現金払いはゼロにはならないんでしょうね。

以上、シンガポールのお金について現場からマルシアがお伝えしました。