お菓子の話

日本は梅雨寒が続いていると聞きますが皆様いかが過ごしでしょうか。さすがにそろそろ暑さが戻ってきてますか？当地は安定して暑いです…。

わたしはお菓子をそれほど積極的に食べるわけじゃないんですが、それでもシンガポールの伝統菓子を食べてみたりケーキ屋に行ってみたり、暇が高じて自分でパウンドケーキ焼いてみたりしたのでその辺のお話…つまり今日はハイカロリーでデブまっしぐらなお話をします。

①シンガポールの伝統菓子

マレー系住民と結婚した貿易商（シンガポールでは概ね中国人）の子孫をプラナカンと言いまして、プラナカンに伝わるお菓子を「ニョニャ・クエ」と言うそうです。生っぽいお菓子が多くお土産には向かないのですが、旅行の際に一度食べていただきたいのでご紹介。

まずはマックスウェルフードセンターで購入した「オンデ・オンデ」（写真奥）と「タピオカケーキ」（写真手前）です。

〇オンデ・オンデ

黒蜜が中に入った団子と思っていただければOKです。外にまぶされているのはココナッツ。買ったらできるだけ早く、黒蜜の水分が餅に吸い取られる前に食べましょう。

〇タピオカケーキ

「ケーキ」と名乗っていますが実態は餅です。柔らかめのういろうにココナッツがまぶされているものをイメージしていただければ。味はうす甘いです（この辺もういろうっぽい）。「ぼんやりした味だねえ」と感想を述べたところ夫に「優しい味だね」と言い直されました笑

続きまして近所の果物屋の片隅でBB…げほげほ、おばあちゃんがスイカ食いながら売ってるお菓子。4つで3シンガポールドルです。ひとつひとつの商品名など書いてないのでネット情報からの推測ですが、左上から時計回りに「ラピス・サグ」「オンデ・オンデ（の一種？）」「タピオカケーキ（コピ風味）」「クエ・ダダ」と思われます。

〇ラピス・サグ

カラフルなういろうです。味はうす甘くてパンダンリーフの香りがします。あっさり目のココナッツの香りとでも言いましょうか。

〇オンデ・オンデ…の一種？

「の一種？」と言ったのは、先述のオンデ・オンデのように見えるけど、普通のものより大きいし中身が黒蜜漬けのココナッツなんです。これがオンデ・オンデの一種なのか別のお菓子なのかは調べた範囲では分かりませんでした…機会があったらお店のオバアに聞いてみます。

〇タピオカケーキ（コピ風味）

こちらは先述のタピオカケーキと食感等々は同じですが味と色がコーヒー風味でした。これも独立した別のお菓子だったりするのかしら…。

〇クエ・ダダ

こちらは緑色の春巻きにしか見えませんが、パンダンリーフで着色したクレープ生地に、黒蜜漬けのココナッツが包まれています。先の三つが餅系だったので違う食感が嬉しい。

総じて餅っぽいものとココナッツを多用したものを選んでしまったので、今度買うときはもう少し味や食感をばらけさせたいですね（要するに食べてる途中で飽きた）。今後の課題です。

②スーパーで売ってるお菓子

特筆すべき点はあまりないんですけどね…日本のお菓子に似てるけど違う！というのをふたつほど。

〇「おっとっと」的なお菓子

形は魚だけでカニとかイカとかの形は入ってません。あと生地が厚めで小麦粉の味を感じます。

〇「エンゼルパイ」あるいは「チョコパイ」的なお菓子

見た目はチョコパイ寄りですが、中に挟まっているのがどうやらマシュマロらしくエンゼルパイを思わせます。食べてみたところマシュマロが超薄っぺらくて弾力に欠ける…総合的にはチョコパイ度が高いです。

③パン屋とかケーキ屋のお菓子

 パン屋はまあ日本と大きな違いはないですね～。総菜パンあり菓子パンあり。ちょっとした焼き菓子やバタークリームのケーキなんかも見かけます。あ、近所のマフィン屋のマフィンが安くて(1個1.5シンガポールドルくらいだったかしら)美味しかったのでとりあえず写真貼っときますね。

一方ケーキ屋のケーキなんですが、生クリームではなくバタークリームのケーキが多い気がするんですよね…バタークリーム…美味しいのは美味しいんでしょうけれど、昭和生まれのわたしの価値観だと「バタークリーム＜生クリーム」という固定観念が拭えなくてですね。というわけで生クリームのケーキを求めて先輩駐在妻（友人）とグーグル先生に聞いてみたところ、自宅近くに日本人パティシエのお店が複数あることが判明したので行ってきました！

〇シェフヤマシタ

明らかに日本人パティシエのお店ですね！イートインでコーヒーとともにミルフィーユ食べてきました。

お値段も1カット7シンガポールドル程度で比較的良心的。そしてやはり生クリームのケーキは美味しい。普段使いの美味しいケーキ屋さんというイメージですかねぇ。

〇Pantler

こちらは教えてもらわなかったら日本人パティシエの店とは分からなかっただろうなーというくらいスタイリッシュな雰囲気のお店。写真なくてごめんなさいですが、外も中も黒を基調としたシャレオツなお店で、勝手にヨーロッパ由来のお店かと思ってました。で、肝心のケーキですがこちらは種類豊富でテンション上がります。ショーケースの写真を撮ってないことも悔やまれますね…お値段は1カット8～9シンガポールドルで少々お高め。

こちらではチョコレートケーキとモンブランを買いましたがどちらも濃厚で美味しかったです。次回は生クリームとかフルーツを使ったケーキを食べてみたいですね。

④自作のお菓子

なんとわたしとしたことがステキ主婦みたいにクッキーを焼いたりパウンドケーキ焼いたりし始めています…！キッチンに備え付けのオーブンは時折使わないと湿気が溜まって故障に繋がるらしいのと、時間だけは沢山ありますからね。

それでは作品をどうぞ！まずは目測を誤って全部くっついたクッキー！

続いてはパウンドケーキ！こちらは２回焼いて２回目のほうは割と上手に焼けた！褒めて！笑

ちなみに自作お菓子はわたしの朝食になっています。どれだけの砂糖とバターを使っているか知ってしまうと、間食として食べるのが怖くなっちゃったんですよね…朝食ならハイカロリーなもの食べても許されるんじゃないかと思って…今後はレシピを工夫して美味しさをキープしつつもう少しローカロリーにしたいと目論んでいます。

お菓子の写真を見てたらお腹空いてきた…今日はこの辺で失礼させてもらいます。か、間食なんかしないんだからね…多分。それでは！