異国日記(仮)

シンガポール生活とか読んだ漫画とかなんだかんだこまごましたことを

ナショナルデー当日の話

日本はお盆休みも終わり大人は通常運転に戻りつつあるところでしょうかこんにちは。当地はお盆休みがありませんのでお盆前からずっと通常運転でした…と言いたいところですが8/9(金)~8/12(月)で4連休でした。金曜:ナショナルデー(独立記念日的な)、土曜:土曜、日曜:ハリ・ラヤ・ハジ(イスラム教の祝祭日)、月曜:振替休日…という具合に。

4連休はなかなか珍しいので旅行しようかとも考えたのですが、せっかくシンガポールにいるのだし、一度きちんとシンガポールのナショナルデーを見てみよう!ということでイベントに出かけてみました~、というお話です。よろしくどうぞお付き合いください。

まずはナショナルデーのイベントって何やるの、というところから調べてみました。先日花火のリハーサルは見たし、花火やるってのは分かってるけどそのほかには…?ほほう、どうやらパレードが開催されるらしいじゃないですか。場所は…今年は近代シンガポール建国の父と呼ばれるラッフルズ氏上陸200年という記念すべき年だってことでパダン広場で開催…ほうほうなるほど。

ということが分かったところで新事実が発覚。なんと入場にはチケットが必要とのこと…まだ(調べていたのはナショナルデー数日前)手に入る…?と思いながら調査を続行したところ。なんとチケットはシンガポール国籍あるいは永住権保持者を対象に抽選で配布とな!!どっちも持ってないマルシア家、残念!!

じゃあ仕方ない、テレビ中継もあるみたいだし自宅で見るかー…と思っていたところ、公共の場での中継もあるとの情報をキャッチしたので、外でシンガポーリアンに混じって中継を見ようじゃないかとの結論に達しました。

マルシア家が当日出向いたのは「Singapore National Musium」、国立博物館です。前庭の芝生でパブリックビューイングできるのと、本会場であるパダン広場から近く、イベント内容の一部(パラシュート部隊や戦闘機の飛行)が目視で確認できるんじゃないかと期待してのことです。

さて博物館に着きました。博物館全景の写真撮ってなくてすみません、玄関でシンガポール国旗とともに撮った写真がこちら。

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わたし(モザイク処理するとなんかキモいですね笑)もですが映り込んだ他の人も赤い服です。これは国旗の色に合わせていまして、どうやらナショナルデーは「赤と白の服を着るのがおススメ」とされているようなので乗っかりました。

イベントは暑さを避けて…なのかフィナーレの花火に照準を合わせてなのか分かりませんが(両方?)夕方18時ごろから開始です。直前の会場の様子はこちら。外庭に設置されたこの画面をみんなで見ます。

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思ったほど混雑してなくて何より。やはり赤と白の服が目立ちますかね。

始まるまではスナックなどつまみながらのんびり待ちましょう。わたしたちが食べていたのは特設の売店で売ってたドリアン味のウエハース…うん、ドリアン味ですね。匂いがもうそれです。

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イベントは何部かに分かれてまして、ナショナルデーのテーマソング演奏ののち軍隊(たぶん)のパラシュート部隊降下…画面じゃなくて生で見えた!!

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首相入場、軍隊や警察(たぶん)の入場行進、大統領到着のちに国歌斉唱。

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ここは画面で見るだけ…ではなく、パブリックビューイング中のみなさまも起立して歌っていたのでわたしたちも住民として歌っておきました。シンガポールの国歌はマレー語で「進めシンガポール」という意味の「Majulah Singapura(マジュラー・シンガプーラ)」という歌です。事前に練習しましたがやっぱりマレー語の歌詞を覚えるのは難しく、サビしか自信もって歌えませんでしたけどね…。

そのあとはヘリによる国旗掲揚

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戦闘機による航空ショー。伝わりますかね、放射線状に5機飛んでます。

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ここから先は画面で。地上のパダン広場では戦車のパレードも。その後はシンガポーリアンを構成する主な民族(中国・マレーシア・インド)を象徴するダンス。ここまでくると残りは花火だけ…なので、マルシア家は交通機関が混雑する前に撤収しました。花火は前の週のリハーサルで見てるしね。

と思ったら帰り道にビルの谷間から花火が見えたので一応写真撮っときました。左側がマリーナベイでの花火、右側がパダン広場での花火と思われます。

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なおナショナルデーはお祭りだけではないようで、独立記念日からしばらく後に首相が「ナショナルデー・ラリー」という演説を行います。これはシンガポールの政策方針演説に相当する重要なものだそうです。今年の演説内容はこちらを参照いただくのがいいのかな。

JETROのサイト→ https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/08/0157136b35ecd694.html

高齢者支援や学費支援、環境問題…日本と似たような問題を抱えてるんですね…

 

総じて日本の建国記念日とは全然違う大イベントなんだなあという印象ですし、イベントにショー的な要素が強いこともあってか国全体で「Happy Birthday , Singapore!!」とお祝いするのは単純にハッピーな気持ちになりますね。

来年わたしがこの地に居るかは全く分かりませんが、機会があればまたちゃんと観たいと思います。

ではまた〜