異国日記(仮)

シンガポール生活とか読んだ漫画とかなんだかんだこまごましたことを

本とシンガポールとわたし

突然ですがみなさま、本読んでますか。今日は本とシンガポールとわたしの話をします。

オンオフ問わずよく聞かれる質問「ご趣味は?」

…これに対してわたしはずっと「読書」と答えています。中学生くらいの頃は本読んでるってだけで優等生扱いされたものですが(実際優等生だったしな!笑)主に読むのは今も昔もフィクション…漫画と小説、目的は100%娯楽です。

ああ、もしかしたら正確には現実逃避かもしれません。だって現実って割としんどいじゃないですか。仕事はしんどいし(総論として仕事は多分好きなんですが決して楽ではない)、家事だってやらないと生きていけない。歳とってきた親だけじゃなくて自分の人間ドックの結果も怪しいし異常気象も続いてる。宝くじで6億当たって金で解決できることをぜーんぶ解決したって、暗いこと考え始めたらキリがないですよね。そんな時にわたしに必要なのが本、というか物語なんだと思います。諸々の嫌なことからログアウトする代わりに物語にログインして、話の流れに身を任せられるのがなによりも有難い。頭の中に物語を流し込むことで嫌なことを一旦押し出しちゃう感じですかね。

要するに本はわたしの精神安定に重要な役割を果たしているわけです。本大事。そんな理由から、シンガポールに引っ越すときにも相当量の本を持ち込みました。引っ越し荷物34箱中10箱が本…ちなみに衣類は3箱だ…そしてわたしは本部屋を作り上げたのです…5月時点の写真はこちら↓

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コンテナに入っているのは全て書籍です。あと無印良品の人をダメにするクッションが効いてますね。ふふふ。持ち込んだ本だけでも結構な量ですが本は現在も増殖を続けています。

そう、実はシンガポールでも日本の本が割と便利に買えちゃうんですよね。わたしの使っている主な入手ルートは以下の三つです。

紀伊國屋

→まず紀伊國屋シンガポールにあるということ、そして日本の書籍を扱っているということをわたしは渡星が決まるまで知りませんでした…。いやまあ自分が海外に渡るなんて自分の人生設計に入ってなかったから当然っちゃ当然なんですが。

それでですね、シンガポール紀伊國屋は(たぶん)一番大きいお店がシンガポールのショッピング街(イメージは銀座)のオーチャードという街にある高島屋の中に入ってます。おお、日系デパートの中!日本人にはなんだか安心する立地ですね。

お店の中はまあ普通に本屋です。日系のデパートの中の日系の本屋ですが、メインはやはり英語の本で、奥のほうに和書(日本の書籍)コーナーと中国語書籍のコーナーがあります。

和書コーナーは雑誌類・コミック・文庫・児童書・実用書が主な品揃えです。街の個人経営の本屋(少し大きめ)くらいの規模感ですかね。専門書とかはさすがに手薄です。わたしは毎回コミックコーナーを隅々まで見ていくのですが、ターゲットは主に少年少女、青年誌や女性向け雑誌に掲載されている作品については話題作であれば取り揃えてます…という感じ。わたしが追いかけている作品が置いてある確率はおおむね50%ってところですね。

Amazon

→ありがたい…マジありがたい…紀伊國屋で買えなかったけど紙でほしい本はAmazonに頼っています…海外配送マジで助かってます…だいたい発注時には「10日くらいかかるよ」と言ってくるんですが、なんだかんだで手早く処理してくれているようで、実際に届くのは平均して4~5日後です。シンガポールが狭い国でオンラインショッピング(とその配達網)が発達していることが影響しているのか、届くのが遅くてイライラする、なんてことは今のところはありません。むしろ外国までこんな早く届けてくれて恐縮です。手数料はかかりますが、日本に帰る飛行機代を思えば屁みたいなもんですよ(尾籠な話で恐縮です)。

電子書籍

→これもマジありがたいです…日本にいる時から電子書籍は導入済みで、通勤電車で漫画読んだりしていたんですが、シンガポールでも全く同じように使えています。日本と同じ発売日に読める喜び!しあわせ!そして引っ越し荷物に影響しない!すばらしい!スマホ電子書籍読むと1ページずつしか読めず見開きが切れてしまう問題がありますが、わたしはタブレット端末(iPad mini)使ってるので見開き表示も問題なし!

こんな感じで世の中が実に便利になったおかげでわたしのQOLは良好に保たれています。紀伊國屋オンリーだったら日本の書籍に飢えてただろうなあ…でも少し前まではそれが当たり前だったんですよね。うーん。ほんとありがたいことです。

あ、最近は時折ローカルの書店(英語か中国語の本しかない)をぶらついて読めもしない英語の小説を物色してみたり、絵や写真の多い料理本グラフィックノベルなら読めないかなあなどと考えたりしています。いつか読めるかな。がんばります。

 

それでは今日はこのへんで。積読になってる漫画読みます。ではまた!